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2010年5月 4日 (火)

信州づくしのディナー

まつこです。

うめぞうの「疲れた妻の笑顔を復活させる大作戦!」は、上高地の雪でやや先行き不透明となりました。しかしホテルに戻って、北アルプスの雄大な景色を眺めながら露天のジャグジー温泉につかり、エステサロンでアロマオイルのマッサージと美肌パックをしてもらったら、すっかりご機嫌回復。「え、仕事?モリモリがんばるぞ!」「え、介護?なんとかなるでしょ!」と、強気の姿勢が完全復活です。

旅の楽しみの一つはなんといっても食事。今回、安曇野では二泊しました。うめぞうの職場が福利厚生施設として法人契約しているリゾート・ホテルです。こういうリゾート施設はどこも景気低迷で経営が苦しいところでしょうが、サービス精神と創意工夫で頑張っている気配が感じられるホテルでした。お料理にもその創意工夫がたっぷり。

Photo[前菜]

一日目の夕食は和食。畳の部屋ですが、低めの椅子とテーブルで食事をします。足を曲げて座るのが辛いお年寄りや外人さんに喜ばれそうです。懐石で一皿ずつ順番に出てきます。

Photo_2[お刺身]

どのお皿にも信州の食材を入れようとしているようです。前菜には岩魚の稚魚の佃煮が入っていました。お刺身には信州産サーモンだそうです。長野で鮭が取れるとは知りませんでした。

Photo_3[岩魚の塩焼き]

椀物や炊き合わせにも、信州の山菜やタケノコが使われていました。安曇野では岩魚の養殖も盛んなようです。隣のテーブルも中年のご夫婦で、お酒を飲んでご機嫌になったご夫君が、「この尻尾の塩だけで1合は飲めるね~」と嬉しそうに言っていました。このくつろいだ雰囲気が温泉リゾート!

このほかにも信州牛の陶板焼きや信州産野菜のてんぷらなど、地元の食材にこだわるコースでした。

Photo_4[桜肉のカルパッチョ]

地元食材へのこだわりは、二日目のフレンチのコースでもはっきりしていました。長野は馬肉を食べる文化があるようです。あまり食べたことのなかったので、私はちょっと抵抗感があったのですが、いただいてみるとさっぱりしていて、柔らかくて、おいしかったです。低カロリー、低コレステロール、高タンパクで、ビタミンなどの栄養たっぷりだとか。

Photo_5[魚料理]

スープは信州産チキンのコンソメ。ゆず風味でちょっと和風でした。こちらのレストランは味が薄めで、和洋折衷の試みがあれこれなされています。魚は伊豆からだそうですが、付け合わせのタケノコとキャベツは信州産。ソースの一つは梅肉で、これもおそらく信州産。

Photo_7[ソルベ]

名前が聞き取れなかったのですが、なんとかという花を使ったソルベだそうです。レモンをかけると色が変わります。理科の実験みたいでした。面白い。

お料理と一緒にいただいたワインも信州ワイン。グラスワインのキャンペーンをやっていて、いろんな信州産ワインを少しずつ楽しめました。山辺ワイナリーの白2種類と井筒ワインの赤を飲みました。山辺のワインでメルローの白というのがありました。メルローはたいてい赤ワインですが、作り方を変えているのだとか。

Photo_6[肉料理]

信州産牛ヒレのステーキ。これも和洋折衷です。お肉の下に付け合わせでウドのソテーが隠れています。手前の黒っぽい付け合わせはフキノトウの和え物でした。このフキノトウを味わうと、やはり日本酒が飲みたくなります。「ああ、お猪口一杯でいいから日本酒がほしい」と言いながら、いただきました。

Photo_8[デザート]

創意工夫が行き過ぎたかなというのがデザートでした。ニンジンのクレーム・ブリュレ。やはり信州産なのか、力強いニンジンの香りがするクレーム・ブリュレに、塩味のミルク・シャーベットがのっていました。イチゴは甘味が強くておいしいのですが、全部合わせて食べるとちょっとビミョーな組み合わせです。ついていたミントの葉が、いかにも地元産らしく香りが強い。

最後はちょっと凝り過ぎの感もありますが、信州づくしのディナー、二日間とも大いに楽しみました。

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コメント

まつこさま

体力・気力完全復活おめでとうございます。

空気、風景、食事、どれをとってもおいしい連休でしたね。ガソリン満タン、という状態でしょうか。

日本はどこに行ってもおいしいものが豊富ですね。その地の特産を上手に工夫しようという意気込みも。
桜肉のカルパッチョ、ウズラの卵を付けていただくんですか? ユッケやタルタルステーキみたいですね。正統フレンチでも食材にするんでしょうか。
どのお料理もおいしそうっ!

ショウガネコさん、コメントありがとうございます。

いやー、年度末と新学期の混沌と介護による鬱気味のトンネルをようやく抜け出ました。気分晴々しています。明日からまたいつもの生活ですが、ガソリン満タンにしたので、ブイブイとばして行きますっ!

本当、日本はいろんなおいしいものがありますし、地方に行くと、東京に比べてやはりお値段も手ごろなので、ついつい食べ過ぎちゃいます。桜肉はさっぱりしているので、ウズラの卵でコクを加えているようでした。お蕎麦屋でいただいた馬刺しにはニンニクのすりおろしがついていました。馬肉はフランスでは食べるそうですが、イギリスではタブー視されているとか。食文化地図は複雑ですね。

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