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2010年3月10日 (水)

おいなりさん

まつこです。

年度末の雑務がたてこむさなかに、平日、朝7時の新幹線に乗って新潟に帰省しました。先日、母の友人に母の認知症のことを伝えたら、幼なじみグループが「すわ、一大事!」ということで、母を囲む会をしてくれることになり我が家に集まりました。全員74歳のおばあちゃんが5人。まだ飾ってあるお雛様の前でちょっと遅めのひな祭りパーティです。私はそのお手伝いのために急きょ帰省。

Photo[母の親友が持ってきてくれた手作りおいなりさん〕

母の友人たちはそれぞれ自慢のお惣菜を持ち寄ってくれました。みなさん、ずっと兼業農家の主婦だった方たちです。様々な種類のお漬け物や山菜の煮物、さらにデザートのフルーツゼリーなど、テーブルからあふれるほど並びました。母に負担をかけないようにとペットボトルのお茶まで持ってきてくださいました。私の手伝いなど不要でした。

なかでも手作りの稲荷寿司をいただいて、私は胸が熱くなりました。母が昔作ってくれた「ママの味」を思い出したのです。母はずっと教師をしていました。おいなりさんとか巻きずしなど手間のかかるものは、運動会などの特別な日にしか作ってもらえませんでした。たまーに手作りの稲荷寿司があるとすごくうれしかったものです。

最近、母はだんだん料理をしなくなっています。母の握ったおにぎりを、あと一回ぐらい食べてみたいなあ、もうダメかな・・・と思っていたところでした。そんなとき母の親友が早起きして作ってきてくれた出来たてのおいなりさんの甘い味は、懐かしく切ない味でした。

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コメント

ちょっと早いですが、素晴らしいお誕生日プレゼントでしたね。
ロンドンからもおめでとうございますです。

私はもはやお袋の味を味わえないので再現するしかありません。
お客料理は気張るんですけれど、普段料理はちょっと違いました。

それで、その再現が難しいんです。
あの豪快な雑さ加減と、それにもかかわらず
なぜか旨い感じが。

ジャガイモをつぶすのがめんどくさくて
中身ごろごろの巨大コロッケとか。
具を詰めすぎて破裂しまくっているのに
なぜか美味しい、やはり巨大な春巻きとか・・・。

え、なぜ両方とも揚げ物?

wombyさん、ありがとうございます。

巨大コロッケと巨大春巻き、まさに男の子向け料理! wombyさんみたいに文武両道でスクスク成長する息子ためにお料理するのは、お母様の大いなる喜びだったでしょうね。揚げ物にぱくつく息子の顔を楽しみに、ついつい春巻きの具も多くなりがち。うーん、「お袋の味」について語ると、どうも目頭が熱くなります・・・。(いかん、年のせいで涙もろくなったかも。)

まつこさん、おはようございます。

おいなりさん、美味しそう♪
お母様のお友達皆様のお気持ち、有り難く、嬉しいですねぇ。。
素敵なお友達が地元にいらっしゃるので、お母様も新潟を離れたくないのでしょうね。

私も昨晩母の友人からお電話をいただき、残業続きで心も体もクタクタだったのですが、嬉しくて気持ちが明るくなりました。

母のおにぎりやいなり寿司、私も食べたいですが、もう叶いません。
まつこさん、お母様にお願いしてみたらどうでしょうか。だめかしら・・・

翡翠さん、コメントありがとうございます。

認知症に対しては、まだ偏見もありますし、どう付き合ったらよいのか分からず戸惑う方も多いと思うので、母の友人たちの思いやりには、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

「おにぎり作って」と頼んで、一緒に作ってみようかと思います。毎週の帰省では、朝ごはんの用意は頼んでいます。今週は具がわかめとねぎだけのお味噌汁が出てきました・・・。

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