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2009年12月18日 (金)

焼き鳥屋のシュトレン

まつこです。

昨晩は神楽坂の上の小さなスタジオにドラマ・リーディングを聞きにいきました。セルビアのミレナ・マルコヴィッチという作家が書いた『足跡』という短いドラマです。翻訳は香西史子さん。紛争のさなか、偽札、ドラッグ、レイプ、暴力などが日常となっているすさんだ日々の中を生きる4人の若者たちの足跡を描いた劇でした。

荒れた社会と荒れた心というテーマなのだと思いますが、ごく自然な若者言葉の日本語で訳されているため、バルカン半島という紛争地域ではなく、日本で起きている出来事のようにも聞こえてきました。たとえ平和な国でも希望が感じられない社会であれば、若者の気持ちはささくれだち、うっ屈するということなのでしょう。目をそむけてしまいがちな世界と社会の暗い部分を乾いた調子で描いた戯曲でした。

Photo[芝居の後は自宅近所の炭火焼き鳥のお店で遅い夕食。本郷界隈ではこういうおしゃれな雰囲気のお店は希少です]

芝居が終わったら9時過ぎ。神楽坂を下る途中、忘年会とおぼしきグループをたくさん見かけました。どこかで一人で食事でもしようと思ったのですが、ちょっと重たい芝居を見た後、酔客の多い街で過ごす気持ちになれなかったので、うめぞうを電話で誘い、自宅の近所のお気に入りの炭火焼とりの店emmaで食事をとることにしました。

こちらのお店、開店してから1年ほど。小さいお店ですが、この1年ほどでずいぶんお客が増えたようです。とくに大げさな宣伝はしていないようですが、おいしい食事がいただけて、値段が妥当で、雰囲気の良いお店は、着実に固定客が増えます。ふっくらと弾力のあるつくねや、炭の香りがふわりとする焼き鳥、クリームチーズのみそ漬けなどが、コート・デュ・ローヌの赤ワインとよくあいました。

Photo_2[焼き鳥屋で買ったシュトレン]

このお店の魅力の一つはご主人の奥様が焼くスイーツです。昨晩は焼き鳥とワインのあと、〆はシュークリーム。皮がパリンとしてクリームのバニラの香りが柔らかくておいしかったです。クリスマスのケーキも予約できるとのこと。すでにシュトレンができているというので、お店にあったものをぜーんぶ買い占めてきてしまいました。

うめぞうはドイツにいた時期があるので、クリスマスといえばシュトレンなのです。毎年、上野桜木のイナムラショウゾウのシュトレンを買ってきて、お世話になった方にお送ったり、自宅で食べたりしていました。イナムラショウゾウのシュトレンは文句なくおいしいです。クリスマス以外の時期でも売っていますし、シュトレンは電話で予約しておけば、並ばなくても買えます。

でも今年はこちらemmaさんのシュトレンを試してみることにしました。私もこの一番小さいのを明日、新潟に持って行って母と二人でいただくことにします。焼き鳥屋さんのシュトレン、どんな味なのか楽しみです。

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コメント

まつこさま

重い芝居の後は、おいしいお食事で気分を晴らしたいですよね、やっぱり。
芝居→おいしいお食事
今度ご一緒させてくださいまし。

ショウガネコさん、コメントありがとうございます。

軽い芝居の後も、おいしい食事がいいですよね!芝居のあとはやはり芝居談義。
ぜひ今度一緒に行きましょう!

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