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2009年11月13日 (金)

おばあさんのファッション

まつこです。

週末に秋田への出張があるため、木曜の夜、新潟に来ました。土曜の朝、新潟から秋田へと日本海沿いを北上しようという計画です。この羽越本線は車窓からの景色が良いらしいというので、うめぞうも秋田まで同行することになっています。

Photo[花びらが一重の古い種類の山茶花です。今が花のまっさかり]

今朝の新潟はきれいな晴天が広がっています。11月になると新潟はすっかり晩秋。この時期は、日本海側は雨ばかりが続く陰鬱な季節です。12月になるとそれが次第に雪へと変わります。11月の晴天というのはごく限られていて、裏日本にとっては青空とお日様はとても貴重です。

Photo_2[紅葉は散りかけています]

今日は母をかかりつけ医のところに連れていき、インフルエンザの予防接種を受けてもらいました。バスに乗ったら、老人たちで混み合っていました。田舎の生活では自家用車が必須。一家に一台ではなく、一人一台というお宅が多いです。バスに乗るのは、運転をしないお年寄りばかり。貴重な晴天の日に病院に行こうというお年寄りでバスがいっぱいになっていました。数十人の乗客のうち、高齢者ではないのは、おそらく私ひとり。高齢化社会の縮図のようでした。

Photo_3[紅葉が散り敷いた地面もきれいです]

この老人たち、その多くがおばあさんです。みな押し並べて同じような服装をしています。茶色や灰色の服と帽子に、黒っぽい靴と黒っぽいリュック。田舎に住む高齢者たちは、おばあさんの服装はこういうものと思い込んでいるようです。そのため老人で満員のバスの車内は、全体に暗い色調になります。高齢者こそ、むしろもう少し明るい色のものを着たほうが、顔色も表情ももっと明るく見えて良いのにと思いました。

Photo_4[菊の花が冬を迎える直前の庭に精いっぱいの彩りを添えています]

うめぞうのお母さんの誕生日が近づいています。うめぞうはお母さんに洋服をプレゼントしたいのだそうです。いくつになっても息子(娘)は母親にきれいでいてもらいたいと思うものです。婦人服など選んだことのないうめぞうに代わり、私が先日、デパートまで適当なものはないか見に行きました。

うーん、日本の老人ファッション市場、まだまだ開拓の余地ありと感じました。ニットのアンサンブルなど見てみたのですが、いわゆる高齢のミセス向きの服がそろっている売り場にあるものは、地味であまり面白みのないデザインか、そうでなければビーズや刺繍でゴタゴタと装飾過剰なデザインか、目にも鮮やかなケバケバした色のデザインか、そのあたりに大別されるようです。(日本の高齢女性は、「フツーのおばあさん」、「お金持ちそうなおばあさま」、「すっとんきょうな派手ばあさん」という3つのカテゴリー分類されるとでも、アパレル業界は認識しているのでしょうか?)

ベージュにアイボリーが組み合わされたデザインの、素敵なカシミアのが見つかって、「これだっ!」と思ったら、イタリア製でうんと高く、予算オーバー。おばあさん服って、探すの難しいですね。

Photo_5[春に咲くはずのボケがなぜか咲いています。これを見て母が「ボケがボケたわね~」とダジャレを言いました。思わず大笑いしてしまいました]

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コメント

こんにちは、まつこさん
高齢化社会が進んで、60歳でも70歳でも若い人は若いという世の中になってきてますから、もう少しファッションにバリエーションがあってもいいですよね。
父には、あえて、あまりジジクサイ色の服は着せないようにしています。
赤とか黄色とかです。ものはユニクロですけれど(笑)

絵莉さん、コメントありがとうございます。

赤い服を着ているおじいさんって、素敵ですよね。年をとったらやや派手くらいで、ちょうど良いと思います。赤いセーター着て、晩秋に絵など描いていらっしゃると、ちょっと芸術家風ですね。

私たちも介護にくたびれて、くすんだおばさんにならないように気をつけないとね・・・。私は気がつくと黒い服ばかりが多くなってしまうので、そろそろ年齢を考えて派手目にシフトしようと思っているところです。

まつこさん、こんにちは~写真で紅葉狩り楽しませていただきました♪

母の服を買いに行き、お年寄りの洋服ってもうちょっと何とかならないかしら・・・と私もいつも思います。色とデザインのバランスが取れた服ってなかなか見つかりませんね。
私達がお婆さんになる頃、お年寄りのファッション事情はどうなっているのでしょうか。

私も黒い服を好んで着ていますが、先日衣替えした時にあまりに黒い色の服が多いことに気が付き、思い切って赤のニットジャケットを買ったところです(笑

翡翠さん、コメントありがとうございます。

今の50代はおしゃれな人が多いので、これからは熟年世代のファッションも多様化するでしょうね。おしゃれなお婆さんになるべく、今から気を引き締めていきましょう!

赤いジャケットは勝負服ですか? 私のほうは、以前、翡翠さんから「買っちゃえ」というご声援をいただいたセーター、買いに行く時間がないまま1か月以上たってしまいました。もう売れちゃったことでしょう。無念です。

まつこさま

やはり新潟の秋は早いのですね。日本の秋は本当に美しい(美しいところだけ切り取れば)

高齢者ファッション。3つのカテゴリーというのに納得+大笑い!
体型を隠すようになると、色合いだけでなくてスタイルものんべんだらりとしたものになって行って、それがまたまた体型劣化につながるという、、悪循環ですね。鏡を見る習慣をなくさない、というのも良いかもしれません。

ショウガネコさん、コメントありがとうございます。

週末に東北を列車で移動し、車窓から眺める景色が、想像以上にきれいでした。自然の条件そのままだと、日本は本当にきれいですね。

ヴァネッサ・レッドグレイブはスッピン系のおばあさんですが、自然に年取っていて素敵ですよね。クレア・ブルームもだいぶ太ったけど、やはり素敵なおばあさん。マギー・スミスは可愛げのある老女。イギリスのおばあさん女優たちは、あまり人工的な若づくりはしないけれど、老いた女性の魅力があるような気がします。目指すはこっちの方角かな・・・と思っています。

まつこさま

たびたびすみません〜ん。

そうそう、英国のおば(あ)さんの中には魅力的な人がいますよね。私も大ファンです、ヴァネッサ・レッドグレイヴやクレア・ブルームやマギー・スミス。彼女たちは若い頃から美女ぶりが板についていたけれど、ジュディ・デンチなんてジュリエットをキャスティングした人の勇気と眼力に脱帽、で、今や最高のおばあさんだと思ってます。
彼女たちは、きっとおばあさん扱いされたら猛烈に怒るでしょうね。その気迫、見習いたいものです。

ショウガネコさん、コメントありがとうございます。

マギー・スミスは「最近はグロテスクなおばあさんの役ばっかりよ、フフフ」と自ら笑っているインタビューを読んだことがあります。この人、こんなにコミカルなおばあさん女優になるとは思いませんでした。

イギリスはおじ(い)さんも悪くないですよね。ショーン・コネリーは禿げてからの方がいいし、ジェレミー・アイアンズも色気が抜け始めて、これからいい味出しそう。

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