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2009年11月21日 (土)

ポインセチア

まつこです。

快晴の土曜日の朝、母に電話をすると「こっちは土砂降りよ・・・暖かい服装で来てね」。東京の真っ青な空を少し恨めしく眺めながら、モコモコとしたダウンジャケットを着込み、新幹線に乗って雨の新潟に向かいました。

Photo[お花屋さんの店先にポインセチアが目立つ季節になりました]

寒い北国で過ごす週末、気分を少し明るくしようと思い、上野駅構内の花屋で見かけたポインセチアを買いました。

下りの上越新幹線は群馬県の高崎をすぎると、すぐに長い長いトンネルに入ります。トンネルを出ると越後湯沢。上越国境の山々の上には、灰色の雲が広がっています。冷たい雨にぬれた景色が続いています。

「いよいよ裏日本の冬だな・・・」とやや重い気分で窓の外を見ていると、雲の切れ目から光がさし、大きな虹がかかりました。その虹を見たとたん、ふっと心が軽くなりました。虹を見ると、いつもちょっとうれしくなります。

「月月火水木金金」というのは、休日返上で訓練に励んでいた海軍の将兵たちが艦隊勤務の厳しさを、やけっぱち気味に表現した言葉だとか。授業だ、会議だ、出張だ、介護だ・・・と、ぎっしりと予定がつまり、なかなか自分の時間が取れない私の生活も、ちょっと「月月火水木金金」という感じです。

そんな余裕のない生活の中では、虹が出た瞬間や、店先の赤いポインセチアにふと目がとまった瞬間に、心の緊張が緩みます。

リビングの窓辺に飾ったポインセチアを見て、母は「まあ、きれいねー」と歓声をあげてくれました。冷たい雨が降り続く寒い冬の夜、ポインセチアのある窓辺だけがひときわ華やかに感じられます。

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