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2009年11月 1日 (日)

1年を経て

まつこです。

このブログを始めてちょうど1年経ちました。

Photo[また秋がめぐってきました。夏にヒヨドリが巣を作った南天にも赤い実がつきました]

東京と新潟の二重生活の忙しさ、母の認知症への不安、それらのストレスを解消しようと思ったのが、ブログを始めたきっかけです。介護だけではなく日々の暮らしの中で経験した楽しいことやおもしろいことを書き残せば、「そんな大変なことばかりではない」と楽観的な気持ちを持ち続けられるのではないかと思ったわけです。

1年の間、読んでくださったみなさん、コメントを書き込んでくださったみなさん、ほんとうにありがとうございました。ブログにコメントもらうというのがこんなに楽しいことだとは知りませんでした。人とつながることの喜びを感じました。

Photo_2[庭の木には実のついているものがたくさんあります。これは百日紅の実]

ブログを始めてもうひとつよかったことは、何か新潟らしい写真を撮ろうと心がけるうちに自然の変化に敏感になったことです。四季折々の色、におい、光、風、それらが毎週、どんどん変わることに気づくことができました。

Photo_3[こちらはクコの実だと思います。葉の色もきれいです]

また時折、母の状態を書き残すことで、1年間の変化も記録することができました。1年たって母は74歳になりました。生活の身の回りのことはそれほど変わりなくやっていますが、明らかにここにきて記憶障害や失語が目立つようになりました。

Photo_4[写真にはないけれどうめぞうのパンツまでアイロンがけしてくれました]

これだけ記憶障害があればいろんな事がどんどん出来なくなるのかと思っていましたが、洗濯や掃除などの単純な家事には、まだできることがずいぶん残っています。今日の新潟は曇り空。お洗濯ものがすっきりと乾かないからと言って、せっせとアイロンがけをしていました。婿殿うめぞうのパジャマや下着にもアイロンをかけきちんとたたんでくれました。

来年の今頃はもしかしたらアイロンがけも出来なくなっているのかもしれません。でも先のことを心配し過ぎず、現実の変化に一つ一つ対処していく一年にしたいと思っています。

そして私は今までと同じように、仕事や生活を積極的に楽しむ「攻め」の姿勢でいきます。ママが認知症になったって、美食もお洒落も旅行もあきらめませんっ! 介護しながらも楽しいことも引き続きたくさんこのブログに書ける1年にしたいと思っています。

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コメント

こんにちは、まつこさん。
ちょっと間が空いてしまったら、いろいろイベントがあったようですね。
介護保険の認定調査、お疲れ様でした。
クリアしてしまえば、たぶん、なんてことはないと思います。
何か、お母様にあう介護サービスが見つかるといいですね。
デイも、一口にデイサービスとはいっても、リハビリ中心の活動的なものもありますし、なんかしら見つかるとは思います。

まつこさんも、ブログ1周年ですか。
おめでとうございます~~
ネット上のつながりといえども、同じ介護を抱えている者同士、本当に励まされますよね。

私は、最近「攻める」気持ちを忘れていたような気がします。
少し取り戻して自分の人生を頑張らねば、と思いました。
これからも、お互い、がんばりましょう~~

まつこ様

私の母は、今、要介護1です。
ヘルパーさんを毎日にして、他のデイサービスなどをあわせたら、限度枠を超えてしまいました。
一時期ヘルパーさんと母の相性があわず、母がヒステリーになったりしましたが、事業所に頼んでヘルパーさんを変えていただいたら、落ち着きました。

ところで、美食もお洒落も旅行もまったく興味の無かった私ですが、最近、周囲の方から、私自身が何か楽しみを見つけるように アドバイスをいただいています。

とりあえず、まつこさんの日記で「美食もお洒落も旅行も」バーチャル体験してみます。

これからも、楽しみにしています。よろしくお願い致します。

絵莉さん、コメントありがとうございます。

うちの母は認知症になる前から、人見知りするし、大勢の人と交わるのは好きじゃなかったので、これからちゃんといろんなサービスを使えるのかどうか、若干、不安はあります。でも、認知症の人を介護している皆さんのブログを拝見すると、多くの方が同じような問題や不安を抱えていらっしゃるので、ほっとしますし、今後の展開やその対応についてもヒントが得られて、すごく有益です。

「攻める」、ときには「逃げる」も必要ですよね。長期戦ですし、防戦一方では息切れしちゃいます。お互い頑張りましょう!

しょうさん、コメントありがとうございます。

ヘルパーさんとの相性もあるんですね。お母様、落ち着かれてよかったですね。

おいしいもの食べたり、旅行に出たり、お買いものしたりすると、私は脳内にドーパミンか何か出るような気がします。介護する人の精神衛生ってすごく大切だと思います。親は自分のせいで子供が暗い気持になるなんて、本当はぜったいにイヤだと思うので、介護しながらでもなんとか明るく生きていきたいと思っているのですが。でも時には苛立ちや不安に取りつかれることもありますが、それもごく自然なこと。回復力だけは無くさないようにと思っています。

こちらこそこれからもどうぞよろしくお願いします!

まつこさん、おはようございます

介護認定調査、無事済んで良かったですね。
母も記憶障害がかなりひどくなった後も、料理や自分の身の回りのことは1人でできていました。当時、母の脳の中はどうなっているのだろうと不思議に思っていました。
そして、母にヘルパーさんやデイサービスの介護サービスを受けさせるのにとても苦労しましたが、やはり相手はプロでその巧さに感心したこともありました。
お母様が喜んで受けられるような良いサービスがあるといいですね。

ブログ1周年ですか~
なかなかコメできませんが、いつも綺麗な写真とウィットに富んだ文章を楽しみにしています。
私も「攻め」を忘れないようにします♪

翡翠さん、コメントありがとうございます。

何ができて、何ができないのか、何を覚えていられて、何を忘れてしまうのか、ほんとうに予測不可能なことが多いですね。介護認定の調査員の方も、母の気持ちを傷つけないように、でもしっかり必要な情報は得る、という感じで「プロだな~」と感服しました。でも帰り際に私一人にヒソヒソっと「最終的にはグループホームとか、有料老人ホームということになると思いますけど、そういうところに入るのに抵抗しそうなタイプですね」と言われました。うーむ、なかなか手ごわそうです。

というわけで、これから悪戦苦闘が始まりそうですが、「母が認知症になっても不幸になんかならないぞ!」をモットーにがんばります。これからも先達からのご指導、よろしくお願いします!

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