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2009年10月30日 (金)

はじめの一歩

まつこです。

昨晩からうめぞうと一緒に新潟に来ています。11月1日は母の誕生日。昨晩は少し早めにバースデー・プレゼントをあげました。今年のプレゼントはエプロンと本です。エプロンはまだ「まだできる家事はあるから、がんばってやってね」という期待をこめました。本は辰巳芳子さんの『庭の時間』と京都に住むイギリス人のベニシアさんの『ベニシアの京都里山暮らし ―大原に安住の地を求めて Venetia's Kyoto Country Living』。自然の変化をいつくしみながら日々を大切に生きるお二人の生活のような、静かな安らぎが母の生活にも満たされるようにという祈りをこめてこの2冊を選びました。

Photo[写真がきれいなので母は喜んで見ています]

母は大喜び。昨晩はさっそく新しいエプロンをつけ、2冊の本の美しい写真を眺めながら、今日はすごくいい日にだったわ!」と何度も繰り返し言っていました。今週は大好きな婿殿のうめぞうがやってくるというので、水曜日には美容院にも行ってきていました。なかなか好調です。

この母の上機嫌ぶりを見て、私はほっと一安心。実は今日は母の初めての介護認定の調査だったのです。あらかじめ「介護認定」と伝えると母が抵抗感を抱きそうだったので、「市役所の職員の方が健康状態の調査に来てくれる」という、やんわりとした表現で説明。安心して、警戒心を持たないようにしてもらうため、バースデー・プレゼントも数日早めにあげて楽しい気分になってもらおうという「作戦」でした。

Photo_2[婿殿うめぞうが一緒だと母もご機嫌。プレゼントされたエプロンを着て記念撮影]

調査員の方との面接は無事にすみました。母はそつなく答えていましたが、簡単な記憶テストにも答えられず、言葉がなかなか出てこないということも多かったため、症状は調査員の方にもよくわかってもらえたようです。帰り際に私にこっそりと、「プライドの高い方ですね。記憶できていないことや、わからなくなっていることをすごく上手にカバーしながら答えていらっしゃいました」と、印象を伝えてくださいました。さすがプロです。身の回りの世話などはまだできているので、あまり高い介護度には判定されないだろうが、利用できるサービスはあるとのことでした。

これでいよいよ本格的な介護に向けて、一歩踏み出しました。私自身も、ある一線を越えるような不安感を「介護認定」に関して抱いていたのだと思います。家族の中でできることには限界もあります。まして遠距離。これからは公的サービスや民間サービスの利用も取り入れながら、母にとっても私にとっても、できるだけ良い方法を模索していきたいと考えています。本格介護に向けて、はじめの一歩の一日でした。

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コメント

まつこさま

お母様のお誕生日おめでとうございます。

そして、認定調査も無事終えられたとのこと、一安心しました。

私も今日は久しぶりに土曜の休みがとれたので、ヘルパーさんをキャンセルし、母と一緒に一日を過ごします。

しょうさん、コメントありがとうございます。

介護認定、どんな判定になるのか、ちょっとドキドキしています。
しょうさんのお母様のお具合はいかがでいらっしゃいますか? 今日はお二人でのんびりした土曜日を過ごされたことと思います。新潟も今日は良いお天気でした。こんな穏やかな日が、一日でもたくさんあるようにと祈っています。

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