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2009年9月13日 (日)

秋風

まつこです。

今週末の新潟はすっかり秋めいています。雲の合間に澄んだ青空がのぞき、ひんやりとした風が木々を揺らしています。

Photo[庭から手折ってきた枝をさりげなく活けた玄関。これを見て一安心]

庭木の葉もだいぶ色づき始めました。母はその庭から葉の色のきれいな枝を選んできて、玄関の一輪ざしに活けていました。毎週、帰省する際に、この玄関の一輪ざしは母の体調の指標になります。「ただいまー」と玄関を入ったときに、ここにしおれた花がそのまま入っていたり、何も活けてなかったりするときは、母の体力気力が落ちている時です。表情に乏しく、話も同じことの繰り返しということが多いです。

また逆に、そういう元気のない時には、適当な花を買ってきて、「玄関に花がないから活けて」と頼むことにしています。ガーベラでもトルコ桔梗でもなんでもいいんですが、母は花を飾るうちに元気が出て、その後の会話がスムーズになるということがしばしばありました。

昨日の夕方は玄関でこの枝を見て、「調子はまあまあ」と安堵しました。しかし・・・その日の朝、「おかずは適当に買っていくからご飯だけ炊いておいて」と電話で頼んでおいたのですが、きれいさっぱり忘れていました。お釜は空っぽ。「あなたが何か買ってきてくれるって言っていたから」とキョトンとした表情でした。うーん、こういう記憶力はだいぶ落ちてきてしまったようです。

今日はうめぞうのお母さんから送っていただいたブドウが届きました。すぐに母はあちらの実家に電話をしてお礼を言っていました。ごくまっとうな普通の会話をしていましたが、電話を切ったあと、「私が何かを送ったお礼とおっしゃっていたけれど、私、何か最近送ったかしら?」と、やはりキョトンとした顔で聞きます。1か月ほど前に農家からいただいたお米を送っていたのでした。

いやはや、だんだん怪しくなってきたぞ・・・しかし、電話の会話は普通、花を飾ったり、お洗濯したりもまだできる・・・と、一喜一憂しながら、秋の庭を眺め、ブドウを食べています。

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コメント

こんにちは、まつこさん。
話を相手に合わせちゃうんですよね~~
認知症の症状は「身内ほど良く出る」とはこのことですね。
でも、一応まだできることの方が多そうですし、まだまだ~~。
でも、ショートサービスで停滞している私が言うことではないかもしれないですが、「まだ大丈夫」なうちに、介護サービスの利用は検討しておいたほうがいいかも、ですよ?

絵莉さん、コメントありがとうございます。

そうなんですよね、介護認定、今月はやろう、いや来月・・・と思いながら、3か月、半年と先延ばしにしてきてしまいました。そろそろ「健康診断の一種」とかなんとかごまかして、認定を受けてもらえるかなとひそかに目論んでいるのですが。

まつこさん、こんにちは~

玄関の一輪挿しがお母様の状態のバロメーターって、とても良く分かります。
私は母が作ってくれる料理で、よく一喜一憂していました。

お母様はまだまだいろんなことがお出来になるので、踏み切るタイミングが難しいですね~お母様ご自身が今の状況をどう思われているかも大事ですし・・・

翡翠さん、コメントありがとうございます。

一輪ざしのほか、朝のお味噌汁にも一喜一憂です。朝食の準備は任せるようにしています。ダシが入っているか、具の種類は何種類かなどで、朝の調子がわかります。今朝はダシ入り、里芋、ワカメ、油揚げ、ネギでした。ふぅ~(安堵の溜息)。

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