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2009年8月25日 (火)

体重増えた!

まつこです。

南仏の旅、その魅力はやはり豊かな食材で作られた食事です。ここで1週間ほど過ごしたあと、うめぞうはおなか周りがふくらんで、はいてきたデニムが「拘禁服」のようになってしまいました。毎日毎日、おなかいっぱいの旅です。

Photo[オーベルジュの朝ごはん]

オーベルジュの朝食はビュッフェで好きなものを取ります。それほど多様なものが用意されているわけではないのですが、朝のさわやかな空気の中でついつい余分に食べてしまいます。

Photo_2[この景色の中では、ジュースもチーズもおいしさが際立ちます]

ジャムは2種類。ブルーベリーとトマトです。このトマトを甘く煮たジャムをフレッシュなヤギのチーズにのせるととてもおいしいです。

Photo_3[トゥレット二日目の晩。Clovisのメニューを説明する女主人]

トゥレットでの2日目の夕食は、Clovisというビストロに行きました。若いシェフが村の中心に作ったまだ新しいお店です。ただ意欲が空回りしている感じで、おしゃれな料理を無理に作ろうとして、ちょっと凝りすぎという印象です。

Photo_4[メロンとスイカのスープにアーモンドのムースと新鮮なミントがのっています]

女主人に「日本人来たことある?」と聞いたところ、「お店を始めて1年2か月たったところだけどあなたたちが最初の日本人よ」と言われました。トゥレット・シュル・ルー5日間の滞在で日本人にはたった一人だけしか会いませんでした。(女性一人で旅をしているこのKさんには、数日後、偶然、ニースで再会しました。びっくり。)

Photo_5[鯖のグリル。日本を思い出す味でした]

日本の気配のしないリゾート地ですが、鯖の焼いたのは日本風でした。南仏風を意識して、付け合わせはアーティチョークやトマトが頻繁に使われます。また味付けにハーブが使われていることも多いです。

このお店はメイン二皿とることを強く勧めます。二皿目のステーキはいろんな風味のハーブと塩でまぶしたお肉を炭で焼いたもの。うーん、ちょっと硬すぎて顎が疲れました。

Photo_6[この真黒なかたまりがステーキです]

値段も高くて、別荘族の間での人気ももうひとつのようです。若い夫婦がやっている若いお店。これからがんばってほしい。

3日目は村の人に紹介してもらったお店が一杯で入れなかったので、大通りに面したクレープ屋Creperie des Artsに行きました。この地方の名物の一つは温かくしたヤギのチーズの入ったサラダです。オードブルにそのサラダを一つとって2人で分けました。

Photo_7[これで一皿を半分に分けた量]

野菜がパリンとしていて、シェーブル・チーズがほんわり温かく、香ばしいパンのスライスの上にのっています。松の実やくるみもたくさん入っていておいしかったです。そのあとはガレット。うめぞうは「プロヴァンス風」と名づけられたガレットを選びました。

Photo_8 [プロヴァンス風ガレット。ナス、トマト、オリーブがそろえばプロヴァンス風]

私の選んだ「ガレット・アンディアン」はマイルドなチキンカレーがのったガレットでした。このクレープのお店もそうですが、食後にリキュールがサービスでつくことがあります。こちらのお店ではレモンのリキュールをもらいました。爽やか風味で甘くておいしのですが、結構強いお酒なので、要注意です。帰り途の坂がつらくなります。

毎日、毎日、大量の食事を食べ、このあたりからやや胃の負担感を感じるようになってきました。しかしトゥレット最後の晩は、伝統的な料理を出すお店で、またしてもドーンとした量のお料理をいただくことになりました。Le Medievalはいかにも家族で代々やっていますという感じのレストランです。石造りのテラスで食事がいただけます。

Photo_9[Le Medievalのテラス席は眺めと心地よい風が最高]

気立ての良い娘さんと、職人気質のお父さんが出してくれたお料理は、見た目は素朴で、量はたっぷり。これぞ村のレストランという感じです。

Photo_10[ラパンのテリーヌ]

オードブルのラパンのテリーヌは、ウサギの肉だけじゃなく、いろいろな野菜も一緒にゼリーで固められています。滋味のあるおいしいテリーヌです。しかし・・・これを食べた時点ですでにお腹が八分目。

Photo_11[マスのバター焼き]

まつこのメインはマスのバター焼きに香ばしいアーモンドがたくさんかかっています。熱々でおいしい

!うめぞうのメインはタイのソテーにバターソース。日本でならゆうに3人分、いや4人分ありそうな

量。シブレットがたくさんかかっていて、これもおいしいのですが、うめぞうも最後のほうは青息吐息。付け合わせの野菜のファルシーがこれまたたっぷりとした量なのです。

Photo_12[タイのバター・ソース]

でも食べきれずにいると、店主のおじさんが本当に悲しそうな顔をするのです。困りました・・・。次にこの店に来るときは、朝から節食してお腹ペコペコでこなければなりません。

さて、山から降りてニースにやってきたウメマツ。コメントを書いてくれたwombyさんが、冬にニースに出かけて良いお店を見つけたというので、同じお店に出かけてみることにしました。womby, cherryの夫妻は私たちの知り合いの中で、誰よりもおいしいものを見つける嗅覚に優れているのです。食事関係の斥候としては右に出る人はいません。

彼らが冬にお店でもらってきたカードを一枚もらいそのVintageという店に予約を入れました。しかしニースの旧市街は本当に迷路そのものです。おまけにそこに書かれている地図が大ざっぱ。ホテルのコンシェルジュに聞いたら、見当はずれの場所を指示されました。

Photo_13[目指すお店をやっと見つけたぞ!]

迷路のような旧市街をさまようこと40分。ようやく見つけた小さなお店はその迷路のような旧市街でも目立たない脇道を入った人通りのないところ。レストランの数は百や二百ではおさまらないほど数多いこの旧市街で、wombyさんは、どうやってこんなところを見いだせたのでしょう?

小さな目立たないお店ですが、なかなかしゃれています。ガラスの四角いお皿でお料理を出すところが、ニースにしてはお洒落です。

Photo_14[オードブルはモツァレッラ・チーズとトマトとカモの燻製の薄切りがかさなっていました]

隣の席のカップルはアイルランド人でした。男性がうめぞうと同い年、女性がまつこと同業者ということで仲良くなり、おしゃべりを楽しみながらの食事になりました。お隣の女性のエビのグリルにはスミレの香りのソースがついていました。

Photo_15[まつこのメインは鶏肉ときのこの煮込んだもの]

ちょっと工夫をこらしたフランス料理という感じです。付け合わせについているトマトや玉ねぎを煮込んだものがプロヴァンス風でしょうか。

Photo_16[うめぞうのメインは魚をココナツ風味で煮たもの]

この地方はロゼ・ワインをよく飲むと聞いていたので、まつこは今回の旅ではとにかくロゼ・ワインを注文し続けました。しかしロゼ・ワインというのは、どれも特別な個性がなく、あまり強い印象が残りませんでした。でもこのお店でいただいたロゼは美味しくて、なみなみと注がれた大きなグラスで二杯しっかりいただきました。そしてそのあとリキュールのサービス。暑い一日が終わり、疲れた体に、たっぷりの料理とお酒。プロムナード・デザングレを朦朧としながら歩き、なんとかホテルに帰りつきました。

ニース二日目の晩は、「今日こそは軽くすまそう」ということで、ホテルの近所のイタリアンでピザとサラダ・ニソワーズを2人でシェアして食べました。行き当たりばったりに入ったお店ですが美味しかったし、お店の人たちもフレンドリーでした。うめぞうは「サラダ・ニソワーズはどうしても一度食べたい」と言っていたのですが、食べながら「要するにツナ缶のサラダか・・・」とちょっとがっかりしたようでした。でもニースに来たらニース風サラダ。こういうのは旅の鉄則みたいなものです。

Photo_17[サラダ・ニソワーズとピザ。半分でも十分満足]

というわけで南仏でたっぷり食べ続けた私たち。今はパリのホテルに宿泊しています。この部屋ホテルには洗面所に体重計がありました。恐る恐るのってみると・・・。

キャー。マズイです。うめぞうも私もかなり増えていました、体重が。でも今晩はパリで友人たちとビストロで食事の予定。

うーん、東京に戻ってから緊急ダイエットが必要ですが、今宵一晩は体重のことは忘れてパリの食事を楽しみます。

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コメント

なにもかも美味しそう~~(   ’ p ’ )

真っ黒なステーキ以外。
フランスのステーキも焼きすぎですか??
レア気味で食べるのは日本だけですか??

こんにちは。
あまりにおいしそうなお料理の大行進。うらやましい限りです。
「メロンとスイカのスープ」食べてみたい!
涼しい空気の中、食欲が進んで当然です。
東京に戻ってから、液体以外は、そば+うどん+そうめん+冷やしパスタ、しかのどを通りません。

Vintage 行かれましたか。肩肘の張らないところでしたでしょう? それほど高価でもないし。よかったよかった。

絵莉さん、コメントたくさんありがとうございました。フランスではなぜかコメントの書き込みができず、返信が遅れてしました。ごめんなさい。

あちらかもずっと母には毎日2回電話をしていましたが、それでも母のことを忘れられる時間というのがありました。今回は出張という口実もありましたが、親の心配から解放される時間が持てて、ほんとうに良い気分転換になりました。「親のことを忘れていられる時間」は絶対必要です。絵莉さんも、難しいでしょうけれど、パソコンの強制終了みたいに時々ブチッと電源きって、親の介護から逃げ出す機会を作ってください。

国際電話のむこうの母は「今、どの国だったかしら? そうそうフランス。このフランスを忘れちゃうのよ。イギリスともう一つの国としか覚えられなくて・・・」と何度も言っていました。それを聞くたび、ああ、やっぱり認知症進んでいるんだな、と思いました。でも「若い時に少しでも多くの経験をしていた方がいいわ。たくさんのことを収穫できる旅にしてね」とも繰り返し言っていました。老いてかすんでいく記憶の中でも子供の幸福を祈るのが親の本能だと思います。自分のための時間が持てたのは、親にとっても望ましいことなのだと確信しています。

今日からは私も日常生活に戻ります。絵莉さんと一緒にがんばります!

ショウガネコさん、コメントありがとうございました。
南仏は暑かったですよ!摂氏35度くらいあった日もあると思います。でも乾燥しているので、夜になって風でも吹けば快適。やはり食欲は進みます。
日本に帰ると食べたくなるのは「蕎麦」ですねー。私も今日はお蕎麦にします!
これからもよろしくお願いします。

wombyさん、コメントありがとうございます。
Vintage行きましたよー。どうやってあんな裏道のちっちゃなお店見つけたの?素晴らしい嗅覚!
インテリアもちょっと粋で、ワインもおいしかったし、もちろんお料理もおいしかったし、良いお店ですね。なんとなく、ゲイ・カップルがやっているお店かな・・・という気もしたんですが。
wombyさんの写真と見合わせると、つけあわせに長粒米の炊いたのをつけるのが定番みたいですね。ソースが混じって、これ日本人向きですね。

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