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2009年8月19日 (水)

南仏バカンス

まつこです。

月曜日でロンドン出張は終了、日曜日にロンドンにやってきたうめぞうと合流し、火曜日からいよいよバカンスです!やってきたのは・・・

Photo[窓を開けると―]

Photo_2[遠くに地中海が見えます]

南フランスのニースから少し山のほうに入ったTourrettes sur Loup(トゥーレット・シュル・ルー)という小さな村です。渓谷を見下ろす切り立った岩山の上の小さな村でです。有史以来、さまざまな民族や部族の争い、ヨーロッパ諸国の戦争にさらされながら、中世のままの小さな石造りの村が今日までそのまま残っているところです。

第二次世界大戦中、映画作家のジャック・プレヴェールがここで映画を作り、以来、映画関係者や美術工芸家が多く住むようになりました。小さな村に自作の陶器、ジュエリーなどの工芸品を売るアトリエ兼店舗のお店がたくさんあります。

宿泊しているのはオーベルジュ・ドゥ・トゥーレット。ニース空港から若いあんちゃんが運転するベンツのタクシーでビュンビュン山道を飛ばして30分ほど。村に入るとあんちゃんが「宿の名前は何?」と聞いてきました。「"Auberge de Tourrettes"です」と精一杯フランス語らしく言ったつもりなのに、あんちゃんは「だからさー、その名前だよ。」発音が悪いせいで通じないのかと思い、再度挑戦。

まつこ:「Auberge de Tourrettes」
あんちゃん:「だからその名前!」

このやり取りが3回くらい繰り返されました。やむなくメモを見せると、あんちゃんドライバーも納得してくれました。「これが名前か。悪かったな。」小さい村なのでオーベルジュといっても数少ないので、「トゥーレットのオーベルジュ」という名前のオーベルジュなわけです。

日本でオーベルジュというとかなり高級なホテル風のところもありますが、ここはまさに旅籠という雰囲気。部屋には「アネモネ」とか「バラ」とか花の名前が付いています。電話も金庫もない素朴な雰囲気の部屋です。タイル張りのむき出しの床にベッドが置かれているだけ。でも素朴なインテリアがかえって村の雰囲気とあっていて、快適です。ただしお湯はどんどん出るし、高速無線LANも使えます。

Photo_3[洗面所は清潔で広々しています。バスタブもちゃんとついています]

到着初日はこの宿のレストランで夕食をとることにしました。田舎風の素朴な食事かと思いきや、これが洗練されたお料理でびっくりしました。景色のよいテラスでの食事です。南フランスの渓谷と、その向こうに見える地中海の景色が次第に夕暮れに沈んでいくのを眺めながら、野菜、お肉、魚の風味がしっかりと口の中に広がるおいしい食事を堪能しました。

Photo_4[すばらしい景色が御馳走の一つです]

Photo_5[オードブルのホタテのお料理]

Photo_6[豚のロースト。アンチョビがソース代りにのっています。ローズマリーの香りがいかにも南仏]

Photo_7[これはおそらくスズキの仲間(英語だと"weever"というそうです)。フレッシュなシェーブル・チーズと甘く煮たレーズンがのっています。えっ?と思う組み合わせですが、おいしい!]

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コメント

料理、ちゃんとしてますねぇ! 気合いの入った宿レスですね。

料理に対する甘味の使い方、日本でもん肉じゃがに砂糖とかありますが、肉料理の甘味の使い方に関しては、さすがに歴史があるだけあってヨーロッパはうまいと思います。

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