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2009年8月18日 (火)

空き家だらけの通り

まつこです。

以前は日曜日にはお店が全部しまっていたロンドンも、最近はほとんどのところで日曜営業しています。ただ日曜日は"browsing time 11:30-1200"というような表記をしてあるところが多いのですが、12時までは見ることはできても買うことはできないそうです。営業時間を規制する法律の関係らしいです。

「買えないのなら衝動買いがふせげて安全」と思い、特に予定のない日曜日の午前中、ナイツブリッジまでぶらぶら散歩に出かけることにしました。ウォルトン・ストリートという住宅街の中の道を歩いていて驚いたのは、「貸家」「売家」という看板の多さです。

Photo_2[貸家]

Photo_3[ここも貸家]

Photo_5[こちらは売家]

金融危機と不景気のせいで、高級住宅街に住んでいた駐在員が引き揚げてしまったというような例が多いのでしょう。ハロッズの裏側に続く道で、いかにも富裕そうな人々の住んでいた街路です。この空き家の一軒に住めたら素敵でしょうね。最寄りの食品店はハロッズのフード・ホール、徒歩5分でキャビアやフォアグラなどの高級食材が手に入る・・・などという妄想を繰り広げながら歩いてしまいました。

Photo_6[空き家だらけ…」

イギリス経済はどん底からまだ脱していないそうで、今年の夏は海外に行く人が激減し、国内のキャンプ場がにぎわっているそうです。ここ数年、世界金融の中心として、いわば巨大なマネー・ゲームのゲーム・センターだったロンドン。景気は冷え込み、アフガンでは多くの兵士が命を落とし、国内ではギャング化した若者も増えています。多くの問題を抱え込んだイギリスは、マネー・ゲームの熱気が冷めた今、かつての老大国の落ち着きが少しは取り戻せるのか、あるいは社会不安と混迷の中にずるずると落ち込んでいくのか・・・。マネー・ゲームのプレーヤーが立ち去った後の空家の多い通りは、先行きの暗さを示唆するように、静まり返っていました。

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コメント

こんにちは、まつこさん。
なんで、営業時間に規制があるんでしょうかね??
夜中の1時までやっているスーパーとか日本では珍しくもないですが、ロンドンではそんなお店もないんでしょうか。
オーストラリアに行ったときに、お店の閉まる時間が早いのに驚きましたが・・・。

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