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2009年7月14日 (火)

手作りジャム

まつこです。

新潟の実家の庭に梅の古木があります。古い木なので、あまりたくさん花は咲かないのですが、今年は予想外にたくさん実がつきました。先々週末、落ちた梅の実を母がかごにたくさん集めてきました。

Photo[こんな梅の実がかご一杯とれました]

実は昨年、母が梅干しを作りたいと言い出したことがあります。梅干しの作り方など見当もつかなかった私は、「えー、うめぼし? めんどくさいなー」と思いながら、インターネットであれこれ調べ、梅の実をはじめ材料を全部買いそろえて、一緒に作り出したのですが、そろそろ日に干すというあたりで母が駄目にしてしまいました。

かごに一杯になった梅を見て、「どうしたらいいかしら?」と言う母に、「もー、めんどくさいから梅干しはやめようよ。去年も途中でダメになっちゃったし。きれいだから飾ってしばらく眺めることにしよう」と、逃げ腰の私。その様子に母は、娘の協力は得られないと悟ったようです。「そうね・・・じゃあ、しばらく眺めて捨てちゃうわ」と母。「よしよし、あきらめたな・・・この忙しいのに、梅干しどころじゃないわ」と内心、私はほっとし、そのまま梅のことなど忘れてしまいました。

ところが今週、帰省したら、あの梅がジャムに変わっていました。私が東京に戻った平日の間に、群馬に住む自分の姉に電話し相談した模様。姉(まつこの伯母)から一つ一つプロセスごとに電話で指示を受けながら、皮むいたり、煮詰めたりして、ジャムを作ったというのです。

Photo_2[酸味がきいていて、味もなかなかよろしい]

「ママ、すごい! よく作ったね! やればできるじゃん! おいしいよ」と大げさに褒めたら、嬉しそうでした。ここでママ・スイッチがオン。「味はともかく、梅は体にいいって言うから、あなたこのジャム、半分東京に持って行きなさい。あなたの生活はとにかく忙しすぎるわ。ちゃんと朝ご飯を食べなさい。このジャムとパンで朝ご飯にするといいわ」と、ママ・モード全開、上から目線の口調で娘に指示を出していました。

いやー、それにしても、やる気になると、それなりのことができるものです。最近、料理はごく簡単なものをワンパターン、それもちょっと怪しかったのですが。きっと何度も何度も、伯母に電話し、あれこれ苦労しながら、完成にこぎつけたのでしょう。よくがんばったなー、と感心しながら、甘酸っぱいジャムを味わっています。         

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