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2009年5月 5日 (火)

垂直テイスティング

まつこです。

連休ど真ん中。昨日は友人のアメリカ人P君から、自宅でのカリフォルニア・ワインのテイスティングの会に招かれました。"Vertical tasting"(垂直テイスティング)をすると言われていたのですが、なんのことやらと思いつつ、とにかく美味しいカリフォルニア・ワインが飲めるのだろうと、いそいそと出かけて行きました。

Vertical tasting(垂直テイスティング)とは、同じ生産者で同じ銘柄のワインの異なるヴィンテージのものを比較試飲することだそうです。知らなかったわー。今回はBeringerというワイナリーの、Knight's Valleyという銘柄のCabernet Sauvignonで、1999, 2001, 2002, 2003, 2004, 2005, 2006の各年のものを飲み比べました。

Photo[真剣に味や香りを分析しているうめぞう。隣はウメマツのお友達のKちゃん]

ただ飲んで「おいしい」とか「いい香り」とか言えばよいわけではなく、チャートが渡され、Nose(香り), Body(こく)、Persistence(余韻)などの項目に分けて、評価を記入するよう求められます。さらにワインの専門家が書いたそれぞれのヴィンテージについての説明文と、実際に飲んで感じた味とを一致させるというクイズまでついていました。

しかし下記の二つの説明文(原文は英語)の違いを読み分け、なおかつその精妙なる違いを舌で判別するのは、至難の業です。

「この年の特徴は明るいチェリー系のフレイバーに甘いヴァニラ・オークとスモーキーなアロマで、乾いたハーブや木イチゴの茂みのような香りがアクセントとなっています。甘く生き生きとしたフルーツ系の味と、軽やかな刺激とやわらかなタンニンの組み合わせが素晴らしいワインです」

「この年の特徴は、さまざまなアロマが重なり合っていることで、口いっぱいにフルーツの香りが広がり、タンニンのなめらかさが素晴らしく、濃い色のフルーツやヴァニラ、キャラメル・タフィー、ヒマラヤスギ、甘いスパイスのまじりあった香りが鼻腔に広がります」

最初の一口。大きなグラスからあふれてくる柔かな甘い香り、口に含んだ時のまろやかさ・・・ゴクリ、あー、おいしい。そのあとはもう、みんないい加減。適当なうんちくを述べ合いました。

テイスティングの際には、ほんの一口ずつしか飲めないので、主催者のP君以外は全員、まじめな「垂直テイスティング」は適当に切り上げて、早く宴会モードに切り替えたいという気持ちがコメントににじみ出ます。「これもおいしいね。何か食べ物と一緒ならもっとおいしいだろうね・・・」などなど。投票の結果、2001年のものが一番おいしいということになり、それは権威あるワイン評論家の意見と奇しくも一致しているとかで、めでたしめでたし。あとは一気にパーティで盛り上がりました。

Photo_2[テイスティングの後のパーティのお料理を作ってくれるP君とM君。おいしかった!」

次回は"horizontal tasting"(水平テイスティング:同じ年で違う生産者のワインを比べる)をやろうと言っていました。うーん、ただのワイン・パーティも気楽でいいのですが・・・。いやいや、知識が増えれば、ワインの美味しさにより鋭敏な感覚を身につけられるのかもしれません。ワイン道、なかなか奥が深いようです。

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