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2009年3月26日 (木)

禁欲のすすめ?

まつこです。

「冬はまだ終わっていません。週末にかけてさらに気温が下がります」と今朝のBBCニューズの天気予報が言っていました。ロンドン、かなり寒いです。ロンドンの街頭で見かける若い女性の多くが、黒っぽい厚いウールのオーバーコートにマフラーをまき、硬い表情で急ぎ足で通り過ぎていきます。

Photo[ロンドンの雨上がりの青空。ハロッズの裏のWalton Streetで]

でもところどころに桜の花が咲いています。どうみても桜に見えるのですが、こんなに寒くても咲くのでしょうか?この季節のロンドンでは、冬の厳しさと春の穏やかさが同居しているようです。

昨日はwomby、cherryと一緒にケンブリッジに行きました。共通の友人march君(イギリス人)と奥さんのlilyちゃん(日本人)に会いに行ったのです。wombyとmarchとまつこは10数年前に同じ職場の同僚でした。小さい組織だったので、他の同僚たちも含め、みんな仲がよく、ときには奥さんたちも交えてパーティをしたり、職場の仲間でともによく働き、よく遊びました。march君はやがてイギリスに帰国し、まつこたちもそれぞれ別の職場に移り、昔のチームは解散してしまったので、今回は久々の再会です。

ロンドンからケンブリッジまでは直行の列車だと40分ほどです。東京からだと小田原くらいの距離です。ケンブリッジまで来ると、まず人々の歩く速度が遅くなります。表情も穏やかになります。大学の中に入らなくても、町全体に文教都市の落ち着いたたたずまいがあります。

march君は本来、wombyやまつこと同様の酒好きなのですが、現在、断酒中です。キリストが荒野で断食をしたことから、復活祭前の40日間をレント(Lent)=受難節と呼んで、好きなものを我慢するという風習がありました。march君は特に信仰のためというのではなく、健康のために3年前から、このレントの期間、お酒をやめるように決意したのです。こういう禁欲というのは、「大きな犠牲"big sacrifice"を僕は払っているんだ」という一種の満足感を与えてくれるようです。

奥さんのlilyちゃんにもmarch君はこのレントの禁欲を勧めました。lilyちゃんが選んだ「犠牲」はポテトクリスプス。(日本でポテトチップスと呼んでいるパリパリしたやつはイギリスではpopato crispsと言います。chipsは油で揚げたジャガイモのほうです。)これもやはりがまんすると健康と美容に良いそうですが、「好物なのでつらい」とlilyちゃんは言っていました。

みなさんは40日間、何か好物を我慢するとしたら何を選びますか?まつこの場合はショッピングを我慢するとワインの量が増えそうだし、ワインを我慢するとショッピングの抑制がきかなくなりそうです。うーん、どうしよう・・・と、意志薄弱なまつこは、想像するだけで禁断症状が出てきそうな気分になっています。

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