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2009年3月29日 (日)

まつこの好きな男たち

うめぞうです。

まつこから夕べ電話があって、サウスケンジントンのどこかの店にグッとくるほど素敵なフランス人店主がいることを発見したそうだ。それでまたフランス語を勉強するモチベーションが上がったとのこと。何の店だったか忘れてしまったが、その店から大量のお土産品が持ち帰られるのではないかと懸念される。

まつこの男の趣味というのは大別すると2つあって、レイフ・ファインズ系とジョージ・クルーニー系に分かれる。まつこはなにごとにつけ自分の意見をはっきりもっていて、何を聞かれても即座に迷わず答える。その点、うめぞうとは正反対だ。うめぞうは人の意見にいちいち感心し、同調するから、自分の意見というものはほとんどない。根っからの付和雷同型、徹底した日和見主義者なのだ。しかし、そのまつこにして、「レイフとジョージから同時に口説かれたらどっちを取るの」といううめぞうの質問には、いまだに明確に答えられないでいる。その場になってから考えるつもりらしい。うめぞうからみると、圧倒的にジョージといっしょになった方が幸せになれる。

レイフ系は深みのある純粋美。女性としては、あの遠くを見つめる澄んだ瞳がなんともいえないのだろう。自分を見つめるその視線が、同時に自分の頭上を通り越していく感覚がいいのだろう。自分を求めながら、なおかつそれ以上に大切なことをこの人は追い求めているという印象は、寂しさと同時に憧れをかきたてる。その屈折をまつこが癒してあげようというわけだろう。

レイフが「憧れ系」とすると、ジョージは「頼もし系」だ。レイフが鳥だとすれば、ジョージはクマだ。どこかもっさりしている。しかし、あの腕にぶら下がっていれば、あこがれもへったくれもない。ともかく心地いい。ほかの女にもきっとやさしいだろうが、生物としてのオスの使命に忠実なだけだ。それでもスーツをきりっと着れば、どこへでても位負けはしない。ゴージャスだ。それでいて結構、家庭的なところもあるし、社会的正義もある。うめぞうとしては、こっちに軍配が上がる。

ところで、それじゃ、うめぞうさんはどっちのカテゴリーなの?と心配してくださるむきもあるかもしれない。もちろんどっちにも、まったく属していない。ところがここに、まつこががひそかに好んでいる第三のタイプがあるのだ。まつこはたぶん意識していないだろうが、まつこはわりと「間抜けな男」が好きなのである。このカテゴリーの頂点に君臨するのは、ヒュー・グラントとコリン・ファースのライバルコンビだ。だいたいは、コリンがヒューに恋人を寝取られるというパターンだが、これはどっちもどっち。そしてこのカテゴリーの末端に、うめぞうが連なっている。ジョージとレイフに同時に口説かれて、まよっているうちに、気がついたらコリンといっしょになってしまっていて、ときどきヒューと浮気をする。まつこをとりまく男性模様はまあだいたいこんな構図になっているのである。

ところでまつこが全然反応しない男のグループというのもある。それはナルシシスト系のハンサム男である。若いころから女性たちにキャーキャー言われて、そのことを十分に知っている男は、自分に対して憧れの目を向けない女性を「おやっ」と思うことがある。そんなときまつこは意地でも男に花を持たせたりはしない。この種の自意識過剰ハンサム男は、まつこに関する限り、間抜け男たちに到底勝ち目はないのである。

サウスケンジントンのフランス男は、電話から察するとレイフ系かと思うが、ともかく心をときめかすと脳内物質が出て若返る。せいぜい美しく輝きながら成田に戻ってきてほしいものだ。

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