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2009年2月16日 (月)

おばあちゃん力

まつこです。

今日の新潟は冬に逆戻り。うっすらと白い雪がベールのように庭を覆っています。

Photo[今朝はみぞれまじりの雪]

雪とまつこが東京に戻る日という悪条件が二つ重なり、ママは元気がありません。月に2度参加している近所の老人体操教室も、昨日は張り切って参加する気になっていたのですが、今朝は休むと言い出しました。「行きたくなかったら休んだらいいんじゃない。でもがんばって行ってきたら気分良くなるよ」と、励ますでもなく、慰めるでもなく、てきとうに曖昧な態度で接していたら、「病欠」であることを主張するために、「風邪気味だからベッドで休む」と寝室にひきこもってしまいました。やれやれ。まあ、お昼ぐらいまで寝かせておきましょう。

Photo_2[母のベッドの上の本]

昨日、母の寝室の掃除を手伝っていたら、ベッドに私が買ってきてあげた本が置かれていました。一冊は『佐賀のがばいばあちゃん (徳間文庫)』。以前、ネットで認知症の人でも楽しんで読んだという記事を目にし、母のために選んだものです。昨晩、私も借りて読んで、思わず目頭を熱くしてしまいました。貧乏でも明るくたくましいおばあちゃんの前向きな生き方、まだ日本が貧しかった時代に生きていた人達の人情、母親と少年の心の結びつきなど、つぼを押さえています。

もう一冊は『思うとおりに歩めばいいのよ―ターシャ・テューダーの言葉 (ターシャ・テューダーの言葉)』。写真がきれいですし、写真に付けられたメッセージもそれぞれ短いものなので、記憶力が衰えていても、これなら読めるのではないかと店頭で見つけて選んだ本です。これも母にはちょうどよかったようです。毎晩、適当なページを開いては、写真とメッセージを楽しんでから就寝しているそうです。「とても穏やかな素敵な生き方ねぇ」と感心しているので、「ママだって、冬は編み物やって、春から秋は庭と畑の手入れやっているんだから、ターシャ・テューダーとそれほど変わらないわよ」と言ってあげたら、ちょっとうれしそうでした。

二冊ともしなやかでたくましい「おばあちゃん力」を描いた本です。明るく笑い、日々の変化をいつくしみ、穏やかに老いを受け入れる、そんなおばあちゃんにいつか私もなりたいものです。

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コメント

お母様に、ちょうど良い本が見つかって良かったですね。
父も就寝前に本を読む習慣があるのですが、2行くらいで寝てしまうようです(笑)
それはそれでいいんでしょうけど。
ぱらぱらとめくっているだけでも、楽しい本を私も探しています。

絵莉さん、コメントありがとうございます。
なかなか適当な本って、見つけにくいんですよね。児童書の棚があるのと同様に、「老人書コーナー」とか「初期認知症ブックリスト」とかほしいです。

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