« ヒラリーは来たけれど | トップページ | 新潟スローフード »

2009年2月22日 (日)

サンダーバード

まつこです。

「サンダーバード」と聞いて、思い浮かべるものは何ですか?岩山の割れ目から飛び立つ戦闘機(みたいなの)、力強くうなづく操縦士、「サンダーーバーード・・・」という主題歌を思い出した方もおられるでしょう。そういう方はまつこと同世代あるいは年上の人ですね。若い人は「それなあに?」って感じでしょうが、1960年代にテレビで放送されたSFの人形劇です。

『鉄腕アトム』などと同様、科学技術と人類の関わりをテーマにしており、人間が科学の進歩を制御しうる未来を楽天的に信じていた20世紀半ばの時代風潮を反映しています。頭脳明晰、運動神経抜群で、正義のために戦う、勇気をもった理想的な人々(の人形)が登場します。

その名前を冠した特急列車がJR西日本にあります。金曜日に京都出張だったうめぞう、仕事の後に、大阪発金沢行きの「サンダーバード」と金沢発新潟行きの「北越」を乗り継いで、新潟までやってきました。

Photo_3[新潟、また雪が積もりました]

湖西線を北上する車窓から琵琶湖を眺めていたうめぞう、ひらめきました。「サンダーバードというのは雷鳥やね!」この「・・・やね」というのは金沢弁のようです。最近、うめぞうは興奮するとときどき金沢弁が出てきます。1960年代、鉄道の電化が進み、SL列車が廃止された頃に北陸線を走り始めた特別急行列車が「雷鳥」でした。金沢の少年うめぞうにとっては、「雷鳥」は新鋭機種だったのです。

国鉄が分割民営化されたのち、1990年代に「雷鳥」は「サンダーバード」と改名されました。雷鳥を「雷→サンダー」と「鳥→バード」と1文字ずつに分けて直訳する言語感覚、科学技術の理想を具現した「サンダーバード」のかっこよいイメージ、これらを併せ持つのが1960年代の少年たちです。おそらくJR西日本の社員の中にいる、そんな元少年(今おじさん)が思いついた命名なのでしょう。

新幹線では車窓から景色を眺めるという気分にはあまりなりませんが、たまには在来線に乗るのんびりした旅も良いものです。地方色や時代を反映した列車名に想いをはせるのもそんな旅の楽しみの一つですね。

« ヒラリーは来たけれど | トップページ | 新潟スローフード »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: サンダーバード:

« ヒラリーは来たけれど | トップページ | 新潟スローフード »