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2009年1月27日 (火)

青空メッセージ

まつこです。

新潟から東京に戻ると、大きく広がった青空が、ほんとうにうれしく思えます。雪国の生活にも、雪景色の風情や、人々の辛抱強さ、春を迎える喜びなど、良い面もあるのですが。

今朝、母に電話をすると、「今日もみぞれまじりの雪よ」と、ちょっと暗い声だったので、「こっちは快晴よ。青空に白い富士山が見えるわよ」と、思いきり明るい声で話しかけました。たいへんね、寒いでしょうね、かわいそうねという具合に、あちらの状況に合わせた調子で話すと、母の暗い気分が続いてしまいます。ここは、「青空メッセージ」を送って、多少強引にでも気分を明るくしてもらうことが大切。こちらが明るくきっぱりした調子で話していると、コロリとママの気分も明るくなるということがよくあります。

Photo[hlxは「タクシーの値段で空の旅」というキャッチフレーズのドイツの格安航空券のエアライン。今はTUIflyという名前に変わっているみたいです。下に見える景色はどこでしょう?]

「青空」という言葉で思い出すのは、福田みな子さんの『雲の上はいつも青空 (中公文庫)』という一冊です。東京でのOL生活を捨て、エール・フランスの客室乗務員としてパリをベースにして過ごした日々のことがつづられています。見知らぬ土地や人々に対するたくましい好奇心、新しい出会いや、微笑ましい失敗談などが、生き生きとした言葉で描かれています。もともとは雑誌の『マリ・クレール』に連載されたエッセイのようですが、鋭敏な感受性をもって経験した出来事が、時にユーモラスに、時に繊細に語られており、一章ごとに書き手の文章を書く喜びが、そのまま読者に伝わってきます。

タイトルの『雲の上はいつも青空』は、辛い別離を経験したあとで、乗務中に雲を突き抜けて再び青空を見た瞬間を描く場面からとられています。絶望に打ちのめされた後に、再び飛翔するしなやかな若さ、その力強さが感じられる瞬間です。私はもう何回も再読していますが、そのたびに勇気と元気をこの一冊からもらっています。

とても文章のうまい人なのですが、もう執筆活動はしていらっしゃらないようで残念です。今もヨーロッパ在住であれば、ヨーロッパの美しい街並みの中になじんだ素敵な日本女性の一人として、人生の円熟期を迎えておられることでしょう。あのはつらつとした青春記を書いた若い女性がどんなマダムになっているのかな・・・、あれこれ想像をめぐらしています。

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コメント

うめぞうさん、まつこさん昨日は大変失礼しました。

今日も、うめぞうさんをかめぞうさんと書き間違い、あわてて書き直しました・・・・かめでは本当にぺんぎん村になってしまいますよね、以前翡翠さんを人間違いして初対面なのに、お久し振りですとか・・・他にも色々・・天然ぼけです。
笑いで、とらえていただきありがとうございます。
これが、ごえんでよろしくお願いします。
いつも、素敵な映像、楽しみにみさせて頂いてます。
うめぞうさんとまつこさんの二人三脚の介護羨ましいです!
次回から、投稿文のコメント書かせていただきます。
まずは、お詫びまで・・・いい歳して赤面しました。

うさぎさん

かめぞうは、もとい、うめぞうは、お笑い系なので、まちがってもらって大いに喜んでいます。これからもよろしく!

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