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2009年1月 6日 (火)

男の自立は料理から

うめぞうです。

さていよいよ、正月も終わり、日常生活が戻ってくる。

Photo[新潟では上げ膳、据膳。これはまつこの作った筑前煮]

うめぞうは、まつこの実家ですっかり大切にされたため、東京に戻るとついつい態度が不遜になっている。全体にうごきが鈍い。食器を片付けずにソファーに行って新聞など読み始める。短期間にちゃっかりと身に付けたこうした悪癖をぬぐい落とし、もとのうめぞうに鍛えなおすのが、例年、休暇明けのまつこの一仕事なのだ。

これからまつこはまた月曜から木曜まで東京で働いて、金曜から日曜の夜まで実家で家事をこなす。この生活がまがりなりにも1年半ちかく続いてきたわけだが、そのさい意外に重要なのは、男の家事能力、とくに料理の腕である。これから先、老老介護はもちろん、老認介護、認認介護など、あらゆることが考えられるから、わが同輩は、心してかかるべきである。うめぞうは一人でいる週末、自分の実家に行くこともあるが、そこでも期待されるのは料理人としての役割だ。

そこで今日は、簡単でおいしくて、安く、ヘルシーなうめぞうのレパートリーをひとつご紹介しよう。料理というほどのものではない。調理といった方がいいだろうが、食事作りが苦手な同輩の参考になれば幸いである。品目は野菜スープ。まず玉ねぎをみじん切りにして少し気長に炒める。ただし基本的に手間はそれだけだ。あとは冷蔵庫の中の残り野菜をなんでも適当に切って放り込む。セロリ、人参、トマト、じゃがいも、ダイコン、カブ、アスパラ、ピーマン、ズッキーニ。なんでもいい。ただし、トマトだけは、いったんスープの中にまるのまま放り込んだのち、皮をするっとむいておいた方が後で食べやすい。うめぞうはそこによくレンズ豆を入れる。そこに少なめの水を加えてただ煮るだけ。最後に塩、こしょうとスパイスをぶち込む。うめぞうは、クミン、コリアンダー、ターメリック、カルダモン、シナモン、すこし辛いのが食べたい時はガラムマサラを少々使う。量は適当。そのつど量が変わるから、味に変化がついて飽きがこない。肉を入れたければとり肉やかたまりになったベーコンなど。

これを初日に一回作っておくと、3日間くらい十分に生き延びられる。オムレツを作ってこのスープをかける。ご飯にかけてカレー風に食べてもいい。もちろんスパゲッティでもOK。白身の魚をお湯の中でさっとポーチして、その上にかけて食べるのもいい。こうして大量の野菜がおいしく食べられるのだ。

男の自立はまず料理から。今年もみなさん、いっしょにがんばりましょう。

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コメント

今年も時々おじゃまします。宜しくお願いします。

うめぞうさんが書かれていらっしゃる内容を拝見し、恐らくウチの夫と年代が同じではないかと思います。

同居する母の介護と仕事の両立生活の中で、全面協力をしてくれる夫ですが、致命的!?なのはリンゴの皮さえ剥けないことです(;´д`)トホホ…

「男の自立はまず料理から」夫にも是非読ませたいと思いますヽ(´▽`)/

翡翠さん

コメントありがとうございます。
リンゴの皮をむけないというのは、かなりの重症だと思いますけど、全面協力をしてくれるご主人なら、優しく教えてあげればすぐに料理の楽しさも覚えてくれることでしょう。コツはともかく褒めまくることです。この年代は結構プライドの高いところもある反面、人に褒められると面白いくらい喜びますから・・・。

わたしも最近は料理をつくるようになりました。
普段の生活は本当に大雑把なくせに、
「大さじ」をgoogleで検索したりするなど、お馬鹿なほど
レシピどおりにつくります。レシピにないものは、
豆板醤であろうが、パセリであろうが、買いにいきます。
あるいは、冷蔵庫の残りものを、googleにいれて、最後にレシピとつけ検索するとなにかしら料理がでてきます。
腕に自信がなければこれにかぎりますね。
時々妻よりも美味しいものをつくっている自信は
ありますが、夫婦円満のため、それは思っても口にしませんが。

ほーっ、Keijiさんも、男の料理。
それはいいですねえ。
ともかく、女性の機嫌が悪い時など、言葉で対抗するなどは最悪。
上策はなんといっても、おいしいものを口の中に入れてあげることですね。
夫婦円満のため自慢をしない。これも重要。
よく、家事をやって自慢する夫たちがいますが、これはまだ、上から目線が残っていて、苦労が足らない。
Keijiさんも、囲碁でいえば、2段くらいになりましたね。
おたがい、研鑽をつみましょうね。万国の夫たち、団結せよ。

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