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2008年12月27日 (土)

手作りカッセラー

まつこです。

京都からうれしい贈り物が届きました。手作りのカッセラー(Kasseler)とレバーブルスト(Leberwurst)です。京都に住む友人オンケルMは、日本の伝統芸能について造詣が深く、現代版歌舞伎の演出までするドイツ人です。哲学の道を散策し、夕暮れにはお寿司をつまみながら日本酒で喉をうるおし、日本の古都の生活にすっかり馴染んでいます。

Photo[馬蹄形のがレバーブルスト、大きなのは豚の燻製カッセラーです]

このオンケルMの趣味がハム・ソーセージづくりです。お肉の中にスモークの香をたっぷりとしみ込ませた本格的な味です。本格派のハム・ソーセージづくりは豚選びから始まります。飼料や飼育方法まで検証して納得のいく養豚業者を探し出し、そこから取り寄せた豚肉を材料にして、工程のひとつひとつを大切にしながら、何日もかけてスモークします。

Photo_3[スライスしたところ]

昨日は折よく来客があり、我が家で夕食を共にしたので、さっそく切ってワインと一緒にいただきました。お肉の滋味とスモークの香りが混じりあうカッセラー、レバーのコクがギュっと詰まったレバーブルスト。どちらもこれがまたワインとよく合います。一口食べて口の中においしさが広がると、穏やかに微笑むオンケルMの顔が思い浮かびます。Danke Schoen!

オンケルMは京都育ちの日本女性と結婚しています。日本文化について深い理解を持つオンケルMは、「日本女性=おしとやかでひ弱な守ってあげたくなる存在」というようなステレオタイプ化された幻想など持っていません。世界どこへ行こうとも女は強い、という普遍的真理を見抜いています。奥さんお元気?と聞くと、ちょっと困ったような表情になり、「元気すぎるよ・・・」とはにかんだような笑顔を浮かべます。温厚なドイツ紳士とパワフルな京女、ぴったりの組み合わせのご夫婦です。二人の家庭の幸せな空気も小包の中に一緒に入っていた気がしました。

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