感謝状
まつこです。
ぶるるるっ、寒い! 新潟は雷鳴と暴風の中です。ときおりあられが激しくガラスをたたきつけます。空は鉛色。「日本海側」などというなまやさしい表現よりも、やはり「裏日本」という言葉の方が、この荒々しさにはあっているように思います。
[空は鉛色]
大阪から弟の一家もやってきて、日頃はがらんとした家の中が賑やかです。静かな日常と生活リズムが違ってしまうので、母には若干、負担があるようですが、それでも孫の顔を見るのはうれしいようです。昨年の今頃を思い出すと、少し病状が進んだかもしれませんが、ともあれ、穏やかな気持ちで新年を迎えることができるようで、ホッとしています。
東京と新潟を行ったり来たりする忙しさの中で、母が老いていく様子をじっと見ていると、ついつい気分がふさぎがちなので、その気分転換のためにこのブログを始めました。ちょうど2か月続きました。
あまり一貫したテーマなど設定せずに始めたブログです。でも仕事が忙しかったり、介護の厄介さを実感する日々のなかでも、ささやかな楽しみや、ちょっとうれしいことを書こう、と心がけてきました。「いったいこれからどうなるんだろう・・・」というような不安を抱えていたのが、こうして書いてみると、「楽しいこともたくさんある生活だ、悪くないじゃん」という気持ちになってきます。
厳しい冬の景色の中にも、美しさを見出すことができるものです。雑然とした日常生活の中に、小さな喜びを見つる気持ちを来年も忘れないようしたいと思っています。また、しばしば笑いのネタを提供してくれた、夫うめぞうにも改めて年末感謝状を贈りたいと思います。
感謝状
うめぞう殿
あなたは今年も、よくまつこを支えてくれました。特にこのUme-Mats Diaryの12月9日付記事作成に際しては、モン族作成のピンクのエプロン姿でポーズまでとり、筆者まつこおよび読者のみなさんの笑いを誘ってくれました。笑いは免疫力向上につながり、アンチエイジングの効果もあります。この1年にわたり、意図せぬ失態、よくできたダジャレ、自然なおとぼけなどで、しばしばまつこを笑わせてくれました。その功績は誠に大なるものがあります。よってここに深く感謝の意を表します。
2008年12月31日
まつこ
そしてここまで読んでくださった皆さんにも感謝します。どうもありがとうございました。
[雪の降った庭]
[でも庭の片隅には水仙が咲いています]
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まつこのママは認知症になって、他の情報処理能力がぐっと後退してしまったのに比べると、家の中に花を飾るという感覚だけはまだきちんと残っています。むしろ自然をいとおしむ気持ちは以前より強くなったような印象です。茶色く色づいた葉や小さな木の実など、見過ごしてしまいそうなささやかな季節のしるしを手折ってきては、小さな瓶に活け、家の各所に飾っています。それがなかなか趣があっていい感じです。
今日の新潟は雲ひとつない晴天です。日本海側は11月から3月まで、鉛色の雲に覆われている日がほとんどで、こんな青空はごくまれです。




ということを本能的に知ってか知らずか集まった中年カップル二組。お互いサプライズのつもりで用意していたのは、両方ともがお花のプレゼントでした。Junちゃんたちからはクリスマスらしいキャンドルのついたアレンジをもらいました。ウメマツが持っていったのはラベンダーがかったピンクのバラのちっちゃっな花束。同じ発想だったことに苦笑いしながらお花の交換をし、シャンパンで乾杯して、大い語って笑って、幸福感を高めた一夜でした。
ママは「初雪ね」と言うのですが、しかし1週間くらい前にも電話で「今日は庭が白くなったわ」と言っていました。このあたりが認知症の認知症たるゆえんです。多少のことは「ま、どっちだっていいわ」と内心パスする鷹揚さが肝心。
朝は曇っていて灰色の景色だったのですが、朝食を終えると陽がさしてきました。そうなるとうっすらと積もった雪が、いっせいにきらきらと輝きだします。

[ウメママ80年ぶりの三輪車]

[これで私も一人前のブロガー?]
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