2018年1月 7日 (日)

ご近所パワースポット

まつこです。

今年は戌年。ひょっとしてご利益があるかもと期待し、東大農学部の中のハチ公像を拝んでみました。

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[犬のしっぽも信心から]

ついでにちょっと足を伸ばして、湯島天神まで散歩。牛の鼻先を撫でてきました。

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[牛の鼻先も信心から]

ご近所パワースポットです。

2018年1月 5日 (金)

学生街の喫茶店

まつこです。

ラーメン屋ばかりが増える本郷界隈で、昔からずーーーっと変わらないお店もあります。そのひとつ万定フルーツパーラー。メニューはカレーライス、ハヤシライス、オレンジジュース、レモンスカッシュなど。

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[昭和レトロな喫茶店]

創業は大正3年だそうです。 お店に入ると昭和にタイムスリップした感じです。

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[名物のカレーライス。黒くてさらっとしています]

昭和の大学生うめぞうが店に入ると、インテリアに溶け込んだように馴染んでいます。名物のカレーを食べながら、ついついうめぞうは学生紛争の時代の思い出話にふけってしまいます。うめぞうはゲバ棒は持たなかったようですが、ノンポリ学生にはノンポリなりの苦い思いが残っているらしいです。

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[ミルクコーヒー。食器がミッドセンチュリーっぽくてカワイイ]

食後のコーヒーも、ミルクが濃厚で、お砂糖入れると懐かしい味がしました。スタバもドトールもなかった昭和の時代、大学生はこういう喫茶店でコーヒー飲んで議論したり、恋愛したりしたのでしょう。

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[昭和9年製のレジスター]

古いレジスターで、カレーライスは「75銭」とうつのだそうです。カレーとコーヒーで二人合わせて「2円20銭」。最近、このレジスターの写真を撮らせてほしいというお客が増えていると、お店のおばちゃんは笑っていました。インスタ映えしそうなレジスターです。

昭和は遠くなりにけり。こういうお店に入ると、遠い過去になった学生時代がセピア色の記憶としてよみがえります。風呂屋、質屋、喫茶店、雀荘・・・全学ストライキ。向上心と挫折感が入り混じる青春の日々。万定フルーツパーラーはちょっとビタースィートな感傷をかきたてる学生街の喫茶店です。

2018年1月 3日 (水)

ギンレイ・シネマ・パスポート(5): ローマ法王になる日まで

まつこです。

大晦日の夜はうめぞうの友人を誘って3人でギンレイ・ホールに映画を観に行きました。現教皇のフランシスコの若き日々を描く『ローマ法王になる日まで』です。

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[若き日のベルゴリオ(のちのフランシスコ)は常に民衆とともにある行動の人]

軍事独裁政権下のアルゼンチンで政治的弾圧を受けながらも、ベルゴリオは決然とした行動をとり続けます。強烈に青い空、赤い土ぼこり、胸締めつけるタンゴの音楽、そして残虐な暴力と息苦しい言論弾圧。70年代から80年代のアルゼンチンの激動の歴史の一端が学べる映画でした。軍事政権が終焉を迎えたあも、ベルゴリオは開発に取り残される貧民たちに寄り添います。柔和な青年がたくましい指導者へと成長していく物語でもありました。

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[さまざまな苦悩の結び目を解いてくれるマリア]

そのベルゴリオの転機になるのが、ドイツに留学している時のベルゴリオと「結び目を解くマリア」の絵との出会いです。アウグスブクルの教会で、このマリアに向かいスペイン語で祈りを捧げる移民の話を聞くと、残虐な政治情勢の中で殺伐としたものを抱え込んでしまっていたベルゴリオが、魂を洗われたように、ふたたび穏やかな表情を取り戻します。

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[背負った弟の遺体の火葬の順番を待つ少年]

アルゼンチンに戻ったベルゴリオはこのマリアの絵が印刷されたカードを人々に配って苦悩の結び目が解かれることを祈ります。今朝の新聞によると、今年の年末年始にあたり、フランシスコ法王は長崎で被爆した「焼き場に立つ少年」の写真をカードにして配布することにしたそうです。

小さなカードの中に大きな祈りをこめてメッセージを発する。映画の中のベルゴリオと、ニュース報道の中のフランシスコ法王が同じ人なのだと、あらためて思いました。


2018年1月 2日 (火)

更年期小説:How Hard Can It Be?

まつこです。

昨年、最後に読んだ本はアリソン・ピアソン(Allison Pearson)のHow Hard Can It Be? 15年前のイギリスのベスト・セラーI Don't Know How She Does Itの続編です。

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[1作目はメガヒット。サラ・ジェシカ・パーカー主演で映画化もされました。二匹目のドジョウはそこそこの売れゆきの模様]

15年前、幼児二人を抱えながらシティでヘッジ・ファンド・マネージャーをしていたケイトのその後の人生を描いています。今やケイトもあと数ヶ月で50歳。10代になった娘と息子はSNSやオンライン・ゲームに無我夢中、夫との結婚生活は冷え切り、親は老いて介護が必要。夫が仕事を辞めてしまったため、家計のために専業主婦から一念発起し再就職を図るものの、「オバサン」は門前払。やむなく42歳と年齢をごまかして、シティで営業職をゲット。

タイトルどおりどこまでも大変な生活で孤軍奮闘する中年ヒロインを襲うのは、更年期症状のあれこれ。不眠、不安、物忘れ、肌の乾燥、不正出血、情緒不安・・・。結末はロマンスの常套手段のハッピー・エンディングが用意されているのですが、480ページという大部のかなりな部分で、この更年期の諸症状との格闘ぶりが描かれています。

恋愛とショッピングとキャリアを組み合わせて人生を謳歌する若い女性たちを描いた娯楽文学がChick-litであるなら、更年期(menopause)の女性の悪戦苦闘を描いたこちらは"Meno-lit"と呼べるでしょう。更年期障害という色気のない話題を、堂々と娯楽文学の主題にしたのはあっぱれです。

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[入院中の気晴らしに読み始めました。初日なので余裕綽々で読書ざんまいの私]

作者アリソン・ピアソンは現在『テレグラフ』紙に寄稿している右派コラム二ストでもあります。ネット中毒や自立できない若者たち、億万長者に寄生するシティの金融業者たち、医療や介護の人手不足など、現代社会の構造的問題をひとりの中年女性の生活を通して浮かび上がらせているところにも手堅い手腕を見せています。

15年後あたりに、こんどは老齢期を迎えた女性のロマンスを描いてくれることを、大いに期待したいと思います。

2018年1月 1日 (月)

あけましておめでとうございます

ウメマツです。

あけましておめでとうございます。

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[今年もどうぞよろしくお願いいたします]

いつも冬休みになるとイギリスに遊びに行っていたので、まつこは数年ぶりの日本のお正月です。今年の元旦は伝統的な日本のお正月らしい1日を過ごしました。

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[松と南天と竹]

門松は無理なので、そのイメージの花を部屋に飾りました。ご近所の花屋で買ったアレンジメントです。いつもはエピファニーの1月6日あたりまでクリスマスツリーを出したままにしているのですが、今年は年内に片付けてお正月仕様に。

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[老人ホームで新春の乾杯』

日本のお正月は家族が集まる日。ウメマツは老人ホームにいるうめママを訪ねました。三段重のおせち(注:既製品です。今年は美濃吉)、日本酒、お雑煮などなどを持って行きました。老人ホームの小さな居室でも、しばしお正月気分を満喫しました。

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[善男善女にまじって]

帰り道、近所の根津神社に立ち寄ってみると、お参りする人の長蛇の列。うめぞうは宗派が違うし、私は無宗教なので、境内を散歩しただけですが、それぞれに願いごとを抱えた善男善女にまじって、神社の清々しい気分を味わいました。

ウメマツの今年の願いごとは・・・
二人そろって元気で過ごすこと、
これに尽きます。

でもこの年齢になると、あれこれ不調が出てきてもそれもまた自然なこと。そんな時でも明るく粘り強く日々を送っていけるよう、二人で助け合っていきたいと思います。

2018年、みなさまにとって良い年となりますように!

2017年12月31日 (日)

ひとひらの雪

まつこです。

あっ、雪!

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[寒い朝]

ほんの数分だけですが、ふわりふわりと白い雪が舞い降りてきました。

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[春を待つ]

昨日、ベランダに植えたばかりの水仙の黄色い花も冷たい風の中で震えています。

今年も1年、このブログに立ち寄っていただきありがとうございました。寒い大晦日になりそうです。みなさま暖かくして、 良いお年をお迎えください。

2017年12月29日 (金)

映画『女の一生』

まつこです。

久しぶりに訪れた岩波ホール。見たのはフランス映画『女の一生』。

主人公ジャンヌの一生は波乱続き。ハンサムな子爵と結婚したものの夫は女中に子供を産ませるわ、人妻とW不倫するわ。夫がダメなら息子もダメ。徹底して金にだらしない。支えてくれた実家の両親も亡くなり、経済的に破綻し、屋敷も売払い、ひたすら没落の一途。

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[オフィシャルサイトより]

このジャンヌの10代から40代までの一生を演じたのはフランス女優のジュディット・シュムラ。この女優さん、横顔の演技が印象的でした。

横顔だけでわかる女の一生です。

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[結婚前、伸びやかな娘の横顔]

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[夫に愛されている幸せな横顔]

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[裏切られた妻の横顔]

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[孤独を引き受けた女の横顔]

横顔って気がつかないうちに心のうちが映し出されているものかも。女の一生は横顔に表れる・・・。たまには三面鏡で自分の横顔もチェックしてみましょう。

2017年12月27日 (水)

元気な赤

まつこです。

赤い色もいろいろ・・・

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[6時少しすぎくらい]

今朝の朝焼け。冬至を過ぎて、これから少しずつ日が伸びてきます。そう思ってうれしくなった冬の朝。

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[祝退院]

昨晩、知人から退院祝いにもらったアレンジメント。赤やピンクの花々を見るだけで気分も華やぎます。

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[肌触りの良いHanroの高級下着]

そしてなんといっても一番インパクトの大きい赤はこれ。入院前に同僚の一人からもらったプレゼントです。真っ赤なキャミソールを着て気合を入れて入院せよ、と。

しかし真っ赤なキャミソールで心電図とってもらうのも気がひけるし、着るだけでドキドキしそう。二日目には手術着に着替えたので、病院では出番はありませんでした。せっかくなので新年をこの赤でスタートしようと思っています。

赤はやっぱり元気の出る色です。

2017年12月26日 (火)

ギンレイ・シネマ・パスポート(4): Beauty and the Beast

まつこです。

ギンレイ・シネマ・パスポートの4回目は、いかにもクリスマスらしい映画『美女と野獣』。

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[エマ・ワトソンのベルは強い意志と行動力を持ったフェミニスト]

ディズニー映画もファンタジーも日頃は興味がないのですが、飛行機の中で一度見て、映画館でも再度見てみようと決めていました。CGの吹き替えで顔の露出こそ少ないものの、エマ・トンプソン、イアン・マッケラン、ユアン・マクグレガーなど、イギリスの実力派俳優たちががっちりと脇を固めています。舞台はフランスですが、美しいイギリス英語が楽しめます。

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[王子様役がぴったりのダン・スティーヴンズ]

でもこの映画で顔が見えないのは、なんといっても野獣役のダン・スティーヴンズ。『ダウントン・アビー』のマシューのイメージを払拭すべく、ハリウッドに渡り、髪の色も濃く染めて、いろいろ個性の強い役に挑んでいるようですが、この人、やっぱり正当な二枚目の役があっているのよねえ。

ケンブリッジのエマニュエル・カレッジで英文学を学び、名門ドラマ・クラブのマーロウ・ソサエティでマクベス役をやって注目され、ブッカー賞の審査員もつとめたことがあるというエリート俳優。ホワイト・タイやロココ調の衣装が似合う貴重なハンサムです。あまり無理してあれこれ奇抜な役に挑戦せず、その美しい金髪碧眼で私たちの目を楽しませ続けて欲しい!

『美女と野獣』は、このダン・スティーヴンズが野獣から王子様に戻ったら、すぐにエンディング。ああ、王子様のダンス姿をもう少し長く眺めていたかったのになあ・・・。

⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎

2017年12月25日 (月)

ハッピー・ホリデー

まつこです。

クリスマス、おめでとうございます。

クリスマスには聖と俗が交錯します。教会で敬虔に感謝の祈りを捧げたあと、一歩外に出れば、食欲と物欲が大きくふくらむハッピーホリデー!

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[ツリーよりツリーの足元が気になる]

毎年のことながらうめぞうのプレゼントは私が選び、私のプレゼントも私が選びます。(うめぞうはプレゼント選びに頭を悩ます必要がなく、私も好きなものがもらえる。うめぞうは何をもらっても喜ぶことになっている。)

というわけで、今年、サンタの代理として私が選んだものは・・・

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[見た目は若干地味]

うめぞうにはiPhone X。ここはなんとかふんばって時代の流れについて行ってほしいので、最新機器を。

私にはモラビトのセカンド・バッグとジュール・ドゥ・エルメス。セカンド・バッグにはスマホと家の鍵を必ず入れること。出勤前にあわただしくバッグを変えてもこのセカンド・バッグを入れれば忘れ物はなくなるはず。黒だと重すぎ、ベージュではおとなしすぎるけれど、グレーだとどんな服にも合いそうです。

ジュール・ドゥ・エルメスはいかにもワーキング・ウーマン風の大人の香り。これを朝ひと吹きすると、「さあ働くぞ!」という気分になります。(同じジュール・ドゥ・エルメスでもアプソリュだと甘くなりすぎて私には合わない。また春夏はカルヴェンに変えます。)バッグも香水も働くための身支度です。心臓も良くなったし、1月からまたバリバリ働きましょう!

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[ご近所のレストラン]

教会のキャンドル・サービスのあとに立ち寄ったのはご近所のフランス料理のマプール。若いご夫婦が一生懸命やっているお店です。

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[デザートのサンタ]

クリスマスらしくフォアグラやリードヴォーなど、ごちそうをたっぷりいただきました。クリスマスってやっぱり楽しい!

«O frabjous day! Callooh! Callay!